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東海ブロック大会半田大会にて


by hally-s

【震災復興するぞ!】 (会津若松) 見に来て下さい、感じて下さい。

会津若松YEG 荒木会長より ATのD文章

全国の皆さん お世話になっております。
19日より連続6日間の出撃で会津輸送隊は疲弊が激しく本日は輸送を見送りました、石巻の皆さん1日行くのが遅くなり申し訳ありません。
明朝は5時に出発しますので、9時ごろには 念願の軽油2,400リッターと食品、衣類、衛生用品他消耗品を2tトラック5台分お届けいたします。粉ミルクなどの乳児用品も大量ではありませんが用意できました。

ところで 先日より、西居会長と藤原専務が各地の集積所、補給所を視察に回っています。
会津基地へもお見えになり、10tトラックの物資積み下ろしを自らの手で行いました。
しかもトラック脇というかなり過酷なポジションでの肉体労働をご経験いただきました。
通常 私のように肉体労働を常としていない方がやるには非常にキツイ作業だったはずです。
10t降ろし終わるまで音を上げずに汗びっしょりになり作業をしていただけました。
おそらく 今頃は筋肉痛で一杯ではないでしょうか(笑)、本当にありがとう御座いました、助かりました。
トップ自らが現場で肉体労働をする姿に敬意を表します。単会メンバー一同その姿に感動いたしました。
その後 気仙沼でも一緒になり、港湾部の視察へとお誘いしましたが時間の関係で、残念ながら海沿いの街中の被災地へはご案内できませんでした。

全国のYEGの皆さん
出来れば 実際に被災地へおいでになって見てください。
ただの視察だけであればお断り致しますが、物資を運んで来た際には現地をつぶさに見て帰っていただきたいと思います。
テレビで見るのと同じ光景が広がっています、しかし自分の目で見て、耳で聞いて、匂いをかいで、肌で感じるのとでは随分と違うものです。
確実に人生観が変わります。
どれだけの事がそこで起こったかが分かります、どれだけ多くの生命が失われたのかが自覚できます。

復興は地元の努力だけでは不可能です、日本という国全体が腰をすえ一体となって行わなければ成し得ない事です。
それでも 何年かかるか分からない程被害は甚大です。
多くの被災地ではもう復興に向けて前向きに物事を考え始めています。
気仙沼では滅茶苦茶に破壊された街中で、瓦礫の中で、倒壊した自分の商店の前で、拾ってきたテーブルの上に商品をのせ、戦後の闇市のごとく商いを始めた人たちを見ました。
確実に元気を取り戻して来ています。
気仙沼高校でボランティアのリーダーを務めている、坂井元ブロ代はご自分のお店も被災し流されてしまいました。
それでも 「ぐずぐず言ってても何も始まらない、命があったからね、それで良かったよ。」
「泣いていても何にもならないし、とにかく自分で出来ることを今やるだけだね」
「必ず復興できると思っているし、やらなくてはならない。」
「今ここは オレがやらなくちゃいけない所だから、誠意1杯やる」
実に明るくアッケラカンとおっしゃっていました、絶望の気配など微塵も感じさせませんでいた。
自らが被災し全てを流されても、実に強いリーダーシップで地域を引っ張る姿には本当に頭が下がります。

この様に被災地では確実に復興に向けて一歩を踏み出しています。
そこを支えるのは全国の仲間達だと思います。
本気になって支援をしないと、復興はなされません。
だから 身に来てください。
そうすれば どれだけの事が必要だか分かります、また どれだけの事が自分に出来るかが分かります。
我々YEGは多くの事が出来るはずです、それだけの力を持った集団のはずです。
全国のYEGの手で、我々にしか出来ない、我々になら出来る「復興プログラム」を作り上げましょう!
だから見に来て下さい、感じてください。

会津ルートで物資を届けに来てくださる方には、直接現地まで同行いただきご自分の手で物資をお渡しし、実際の被災地をご覧になって頂く事が可能です。
もし ご希望があれば原発より30キロ圏内の補給所にもご案内できます。
その中で何が起こっているか、国がその地域に対して何をしているかがお分かりいただけます。
何か30キロ圏内は封鎖されていて、出入りが出来ない様な事が実しやかに流れていますが、私が責任を持ってお連れします。
ご自身の判断でどこの被災地に入るかお決め下さい。

ブログ見てください。
http://ameblo.jp/yeg-shien
by hally-s | 2011-03-27 17:39